マッチング面接後のお礼メールは、最初に採用案内や当日の連絡指示を確認します。不要と案内されている場合は従い、提出物や回答期限がある場合はそちらを優先します。
感謝を伝えるために送る場合も、合否を動かすための追加アピールや、面接回答のやり直しを盛り込まない文章にします。
送る前に確認すること
- 病院からお礼連絡について指示があるか
- 指定された連絡窓口があるか
- 面接後に提出する書類や回答があるか
- 面接官個人ではなく、案内された宛先へ送れるか
面接官の非公開アドレスやSNSを探して送ることは避けます。
お礼と事務連絡を分ける
書類の追加提出、連絡先の訂正、病院からの質問への回答など、必要な連絡がある場合は、何を送ったメールか分かる件名にします。単なるお礼と重要な手続を曖昧に混ぜません。
送る場合の構成
- 面接日時、大学名、氏名
- 面接機会への感謝
- 実際に話した内容への短い言及
- 結びと署名
簡潔なお礼メール例
件名:採用面接のお礼(〇〇大学・氏名)
〇〇病院
臨床研修ご担当者様本日、採用面接の機会をいただきました〇〇大学医学部の〇〇〇〇です。お忙しい中、面接のお時間をいただき、ありがとうございました。
面接で〇〇について伺い、貴院の初期研修について理解を深めることができました。取り急ぎ、面接のお礼を申し上げます。
――
大学・学年
氏名
電話番号
メールアドレス
〇〇は実際に面接で話した内容へ置き換えます。病院の正式名称、担当部署、氏名は案内どおりに記載してください。
入れない方がよい内容
- 面接で答えられなかった質問への長い回答
- 実際と異なる「必ず第一志望にします」という約束
- 合否や評価の催促
- 他院を下げる比較
送らなかった・返信がなかった場合
メールを送らなかったことや、返信が来なかったことだけで、評価やマッチング結果は判断できません。返信不要の連絡として受け取られる場合もあります。必要な手続が完了しているかを確認し、結果は病院とマッチング協議会の公式案内に従って待ちます。
次の面接へ向けて質問別の回答と当日前後の準備を整理したい方には「面接対策セット」を用意しています。
送信で面接をやり直そうとしない
お礼メールの目的は感謝を簡潔に伝えることです。「24時間以内に送らなければ失礼」「送れば採用に有利」と一律に考えず、病院の指示と必要な手続を優先してください。
このテーマを最初から整理したい方へ: 面接対策を質問別にまとめて確認する
回答・判断の軸:面接後のお礼メールは、病院から禁止や指定がなければ送ること自体は可能ですが、送付が合否を左右すると断定できません。送るなら当日から翌営業日に、簡潔な感謝と確認事項だけを書きます。
具体例
『本日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。救急研修で研修医が初期対応を行い、指導医と振り返る体制について伺い、志望がより明確になりました』と具体的な一点を添える。
例文は構造を示すものです。経験、病院で確認した事実、現在の考えを自分の言葉に置き換えてください。
避けたい答え方・判断
- 合否への配慮を求める
- 長い自己PRを追加する
- 全員へ別々のメールを送る
- 返信を催促する
きれいな結論より、事実と考えた過程が一致していることを優先します。説明できない実績や経験を付け足しません。
続けて聞かれやすい確認
- 病院から連絡方法の指定はありましたか
- 面接担当者個人ではなく採用窓口宛てでよいですか
- 新たに確認すべき事務事項はありますか
- 誤字や病院名の間違いはありませんか
一問だけ暗記せず、各質問に30秒版と60秒版を用意します。友人との練習では、回答後に「なぜ」「具体的には」「その結果は」と一段深掘りしてもらいます。
準備用メモ
質問・確認したいこと:
最初に伝える結論:
根拠になる具体的事実:
自分が取った行動:
結果・そこから学んだこと:
応募病院・今回の判断との接点:
さらに聞かれたときの補足:
完成後のチェック
- 質問へ最初の一文で答えている
- 抽象語の後に具体的な事実がある
- 自分がしていない経験を含まない
- 病院や募集年度の条件を確認している
- 深掘りされても同じ事実で説明できる
声に出して仕上げる
文章を完成させたら、原稿を見ずに一度録音します。結論までが長い箇所、同じ言葉を繰り返す箇所、具体例がなく抽象的に聞こえる箇所へ印を付けます。全文を暗記するのではなく、結論・具体的事実・応募病院との接点の三点を覚え、質問に応じて順序を調整できる状態を目指します。
お礼の連絡が済み、次の面接を控えている方へ
今回答えにくかった質問をメモし、次の面接で改善したい点を一つ選んでおきましょう。関連する質問も一覧から選んで練習できます。

