専攻医がいない病院を選んだ私が、研修後に考え直したこと

病院選び・研修条件

2023年度のマッチングで病院を選ぶ際、私は専攻医がいない病院なら初期研修医に手技が回りやすいのではないかと考えました。実際に研修を終えた今は、手技の機会だけでなく、少し先を歩く先輩へ質問できることや、身近な目標となる先輩がいることにも価値があると感じています。専攻医の有無を単純な長所・短所にせず、見学で何を確認すればよいかを整理します。


当時は、初期研修医に回る手技を重視した

病院見学では、初期研修医がどこまで診療や手技を担当できるかが気になります。私は、専攻医がいなければ初期研修医の担当機会が増えるのではないかと考え、それを病院選びの一つの材料にしました。

ただし、専攻医がいないことだけで経験できる範囲が決まるわけではありません。実際の役割分担、症例、指導体制まで確認する必要があります。


研修後に気づいた、少し先を歩く先輩の価値

研修を終えて考え直したのは、指導医とは別に、年齢や経験が近い先輩へ相談できる安心感です。初期研修で迷いやすい場面や、その先の進路について、少し先を経験した人だからこそ聞きやすいことがあります。

身近な目標となる先輩がいると、将来の働き方や次の準備も具体的に想像しやすくなります。

  • 日々の小さな疑問を質問しやすい
  • 初期研修後の進路を具体的に聞ける
  • 目標となる先輩の学び方を見られる

専攻医の人数ではなく、支援の形を見学で確かめる

専攻医がいる病院でも、初期研修医に十分な診療機会がある場合があります。反対に、専攻医がいなくても相談先が明確でなければ、不安を抱えやすいかもしれません。人数だけで判断せず、経験と相談の両方を確認しましょう。

  • 初期研修医と専攻医の役割分担
  • 手技や症例を担当する決まり方
  • 困ったときに最初に相談する相手
  • 診療後のフィードバック
  • 希望する進路の先輩と話せる機会

専攻医・指導医・初期研修医の関係を比べる

確認する相手見学で確かめたいこと
専攻医初期研修医との役割分担、日常の質問のしやすさ、手技や症例の割り振り
指導医診療方針を相談するタイミング、監督の範囲、診療後の振り返り
初期研修医実際に担当する範囲、困った場面での相談先、希望した経験ができているか

人数だけでは支援の実態は分かりません。病院見学では、救急での初期研修医の役割と指導体制、病院見学で聞くべき質問を使って確認し、見学後は病院比較の方法で同じ項目に並べてください。


次に進むなら

ここまで確認できたら、次は以下の順で準備すると迷いにくくなります。

まとめ

私は手技の機会を重視して専攻医がいない病院を選びましたが、研修後は質問しやすく、身近な目標となる先輩の価値も感じています。専攻医がいるか・いないかで決めるのではなく、初期研修医が経験できることと、支えてくれる人の両方を見学で確認してください。

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体験時期:この記事の体験談は2023年度の病院見学・マッチング準備を基にしています。現在の募集条件や研修体制は、各病院の最新情報で確認してください。

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